DIY屋根修理の限界と専門業者による補修の必要性

A様から、雨漏りの修理をDIYでできるのでしょうか? とご相談がありました。 一口に、雨漏りと言っても原因は様々です。 DIYが絶対にダメです。と言うわけでもありません。 しかし、一番やってはいけないことがあります。 そ …

経年劣化に伴う建物トラブルと部位別修繕対応の実践法

S様邸ではいつの間にか天井に雨染みが広がっていたそうです。 現場を調査すると天井の一部が雨水を含んで色が変わっています。 ベランダの防水層劣化が確認でき、中が見えない雨樋に異物が入り込んで雨水がうまく流れません。 異物を …

雨樋劣化による住宅被害と安全維持のための保守管理法

雨樋は意外と見落としされる箇所でもあり、毎年破損してからお問い合わせや、定期的調査時に歪みや経年劣化が確認されます。雨樋は放置して経年劣化により破損・歪みが起こると本来の機能を果たせなくなり、お住まいに酷い悪影響を及ぼす …

マンション防水工事で実現する長期耐用設計と施工品質

今年も豪雨&冠水など、雨による災害やトラブルが絶えません。 お客様から次の災害に備えたいというお問い合わせも増えているようです。 渋谷区のマンションの理事会から依頼があり、改修工事の一環と して、屋上の防水工事を行うこと …

瓦屋根補修におけるコーキング使用の適正と注意点

瓦屋根の補修において、コーキング作業は欠かせない手順の一つです。 瓦の隙間やひび割れを防ぐためにコーキングを行うことで、雨漏りを防ぎ、屋根の耐久性を高めることができます。 この記事では、瓦の補修に使われるコーキングについ …

定期雨漏り点検による長期コスト削減と住宅寿命延伸策

H様は屋根の防水の耐久は15年くらいと聞いたそうで、築16年目の今年に屋根修理を検討していらっしゃるとの事です。 屋根修理と言っても、建物の立地条件や方角などによっても変わってきます。 例えば周りに遮るものが無い場所にあ …

ベランダ防水再施工で実現する長寿命化と安全性向上

先日、調布市にてベランダ防水加工し直しに行って参りました 60年以上は持つといわれたコンクリートですが、クラックや、コンクリートの鉄筋の腐食が起こる事が確認されてからコンクリートの躯体を雨水や空気中の炭酸ガスから保護する …

べランダの腰壁上面を覆う防水シートコーナー部分の施工について!

昨日のブログの続きになります。 防水シートの施工については直線部分に関して問題になることはほとんどありませんがコーナー部分においては問題が生じます。 雨漏り検査に立ち会った現場監督や大工さんに、べランダの腰壁上 面を覆う …

屋根無料診断を活用した早期修繕計画とコスト抑制法

今年の夏は厳しい暑さが続きました。 そもそも年々、気温は高くなっている気がするし 台風や豪雨などの災害も増えてきています。 そこで皆さんにお話ししているのが、今からでもぜひ、まずは定期点検を!というご案内です。 なぜなら …

セルフ点検で見逃されやすい軒下の劣化と修理判断基準

M様より屋根の軒下が剥がれているという事で雨漏り調査を希望されました。 屋根の軒下とは「軒天」といい、外壁から外に出ている屋根の裏側の事で風雨が外壁に直接当たるのを防いだり、建物を紫外線から守る役割をしています。 軒が短 …

屋根防水と構造設計を両立させる最新リフォーム手法

破風板の劣化が気になることありませんか? ◆破風板とは? 屋根と外壁の間にある部材で、雨の吹込みを防ぐ役割をしています。 よく破風板と鼻隠しを混同してしまいがちですが、妻面(三角になっている面)にあるのが破風(はふ)で軒 …

バルコニー雨漏り修理における構造的防水設計の実例

O様からバルコニーが雨漏りしているとの連絡を受けました。 戸建て住宅では、 サイディングやタイルといった外壁とバルコニーの手すりの間に、 シーリングを施しているのをよく見かけます。実はこのシーリングは雨漏り防止には役に立 …

季節の変わり目に行う雨漏り点検と構造健全性の確認法

屋根修理は様々な素材によって構築されているので修繕方法も様々です。 足立区のA様邸では「谷樋」の劣化が原因の雨漏りが発生しました。 屋根に落ちる雨水を集めて処理する重要な場所である谷樋とは、屋根と屋根がくっついて谷になっ …

秋季の施工適期を活かした屋根外壁塗装の実践ガイド

まだまだ蒸し暑い時期が続いてますが、いよいよ季節は夏も終わり秋になりました 先日、江東区にて外壁塗装に行って参りました。 定期的に塗装することで、建物の劣化や雨漏り対策などメリットが有るので大切な行事の1つなのです。 屋 …

ベランダ手摺部からの雨漏り防止と防水層補修の施工法

U様からベランダで雨漏りがあるとの相談をうけました。調べてみますと ベランダの手すりを固定した腰壁の上面から雨水が侵入していました。 長期間にわたって雨水がしみ込んでいたため、腰壁の合板は腐食していました。 腰壁の上面の …

屋根塗装における劣化診断と防水機能回復のポイント

S様から屋根塗装のご相談のお電話をいただきました。 まずは 無料調査をさせていただきました。結果、 屋根の塗り替えと一緒に外壁塗装、雨樋塗装なども同時に修繕した方がよいと判断し、詳しくご説明させていただきました。 そして …

ドローン活用で精度を高める初回屋根調査の実践解説

実際に屋根の状態を知ってから屋根リフォームをするか決めたいという方は多いと思いますが、今回はF様の2階建て住宅の雨漏りです。 新型コロナウイルス以降、遠隔操作で屋根の状態を調査できるドローンによる屋根調査に、お問い合わせ …

マンションにおける湿気問題と外壁結露対策の実践事例

M様から居室の壁が酷い件について相談をうけました。 M様は南向きの斜面に建つ築25年のマンションにお住まいです。 北側に位置する玄関のカビにずっと悩まされているとのこと 斜面と建物に挟まれた空間が日が差さず、風通しも悪い …

谷樋劣化の早期発見と部分補修による防水性回復事例

先日外観はとてもきれいに見えますが、屋根のメンテナンスに行った際、谷樋だけが劣化しているのが確認されましたので部分修理して参りました 谷樋が原因の雨漏りは毎年一番多く発生しています。原因としては経年劣化によって穴が開いて …

外壁ひび割れ原因とコーキング補修による防水性能改善法

マイホームを長く安心して住み続けたいけど、外壁のクラックが気になる。 そんな悩みをお持ちのあなたへ。 この記事では、外壁のクラックの原因から、ひび割れの幅に応じた適切な補修方法まで、わかりやすく解説していきます。 外壁の …

ベランダ排水ドレン清掃と防水層維持のメンテナンス法

何件もの雨漏り修繕を行ってきた非常に雨漏りしやすい条件が揃った場所にベランダがあります。 紫外線や風雨に直接さらされるという環境と、手すりの上部に位置する笠木や排水口、外壁と防水層の取り合いなど様々な防水処理を必要とする …

室内湿気を誘発する隠れ雨漏りの発見と換気設計の要点

あるマンションの理事会から相談がありました。 アルコーブ(※)に面した部屋に雨漏り被害が集中して起こっているという ことです。 調べてみますと、原因はアルコーブが湿気だまりになっているのにもかかわらず、 アルコーブに面し …

トタン屋根の耐久年数と再塗装による延命メンテナンス

人気の高いトタン屋根ですが、トタンとは亜鉛でメッキした薄い鋼板のことを示します。 亜鉛メッキがあることにより、多少塗装に傷がついても錆は防ぐことが出来ます。しかし10~20年程度の耐用年数を過ぎると定期的に塗装するなどの …

秋冬前に行う外壁塗装と防水補強による長期耐久計画

今年は秋が短く冬がすぐ来ると言われています。 外壁は屋根と比べて、後回しにされがちな外壁塗装ですが目に見えない被害が無くても必要です。専門業者の間では、目に見える被害や塗装のサインなどが現れなかったとしても10年程で外壁 …

高温期における防水層劣化と施工時期の見極めポイント

U様邸は屋上がある住宅で、天井部分に雨漏りがあるという事でした。 常に外気にさらされている屋上は直射日光、雨や雪、強風など寒暖差の影響を直接受ける場所で、特に今年の夏は高温になったために防水層の影響が心配されます。 U様 …