多因子の雨漏りを特定する体系的診断プロセス

雨漏りが発生する原因はたくさんあるのをご存知でしょうか。 新宿区のF様邸では強風と同時の雨降りの時だけ雨漏りがあるとの事でした。 強風をともなう雨降りの時は、普段と違い風によって雨水が巻き上げられ、風圧により屋根や外壁に …

梅雨前線到来前に実施する屋根総合メンテナンス

日本列島は梅雨前線に本格的に覆われる時期になると、関東でも長い雨の日が続くことになります。その時期にもう2ヶ月もない間に突入するのです。 屋根のメンテナンスはお済みでしょうか?梅雨や台風の時期が本格的に始まる前に、早めに …

季節変動で生じる雨漏りリスクと予防メンテナンス法

K様から、窓回りで雨漏りがあるとの連絡を受け、 ました。早速伺って調べてみるとサッシ枠からの浸水が あふれていました。季節の変わり目の雨の降りやすい時期は このような雨漏りがとても多いです。 一般的にサッシ枠からの雨漏り …

霧除け(庇)の構造的役割と設置メリットの解説

霧除け、または庇(ひさし)と呼ばれるこれらの構造物は、実は住宅にとって重要な役割を果たします。 この記事では、霧除けがなぜ必要なのか、そして霧除けのメリットについて解説していきます。 ぜひ最後までご覧ください。 □霧除け …

季節特性に応じた屋根外装メンテナンス実務

桜が散って、、一気に気温が上がっている最近。 その分、家具量販店などでは、新型のエアコンや 今度は除湿機!など 買い換える動きが好調なようです。 毎日の生活をより快適に!と考えるアイデアの幅は 日に日に広がってきているの …

ベランダからの想定外浸水を防ぐ排水防水設計

天井が雨漏りした時に、大田区K様はすぐ上に位置する場所を疑って点検されたそうですが、雨水は意外な場所から侵入してくる場合もあります。 雨漏り跡は2階の天井で、真上のベランダの笠木に亀裂が入っており雨水侵入が確認できました …

防水シート劣化による雨漏りと下地改修の施工要点

G様より、雨漏りの連絡がありました。 G様の屋根は瓦屋根です。 雨漏りすると言っても、降雨時に毎回雨漏りするのではなく、主に強い雨の時 に気づく程度だということです。 ドローンで屋根点検をしたところ、 防水シートが露出し …

梅雨前に備える屋根葺き替え計画と工程管理

先日、お客様邸に屋根の葺き替えに行って参りました以前より、調査をしており、混み合う梅雨前に屋根葺き替えを行いたいとのご要望でした。 只でさえ、春も天候が変わりやすい季節になります。 関東地方の梅雨入りは平均して6月の初旬 …

春の強風で発生する雨漏り要因と事前点検の重要性

M様邸でベランダが原因の雨漏りが発生しました。 ベランダというのは雨漏りの原因になりやすい場所がたくさんあるので細かく点検していきます。 春は風が強い日が多く、強風のあとは雨漏りの原因に繋がる排水口に注意しましょう。 落 …

モルタル外壁塗装の劣化診断と再塗装の最適時期

外壁も素材によって定期的にメンテナンスは必ず必要です。 その中で、人気のある外壁の1つですモルタルについて少しご説明させていただきます。 モルタルとは、セメント・水・砂を2:1:6で混ぜ合わせて作った素材で作られる外壁の …

初めての瓦屋根修理で知っておくべき基本と注意点

A様より、屋根点検の依頼が入りました。 A様の家は築50年超で瓦屋根の老朽化が気になってきたので、 張り替えたいという意向でした。 それまで、一度もメンテナンスしたことが無いとのことですから、 いい頃合いではないかと思い …

サッシ周辺からの雨水侵入を防ぐ外壁シーリング施工

住宅の中で雨漏りを注意しなくてはいけない場所にサッシ周辺があります。 サッシは外壁と室内をつなぐ役割をしているのでパーツも多くなり、自然に繋ぎ目や境目も増え、雨漏りのリスクが高い場所です。 足立区H様邸でもサッシから水滴 …

日本瓦を長持ちさせる維持管理の基本と補修サイクル

日本の気候に最も適していると言われる日本瓦ですが、定期的メンテンナンスを行っていますか?経年劣化が進行した日本瓦屋根は、一番日本の気候に適していると言われるはずなのに、全く本来の屋根の強度を保てなくなり意味がなくなってし …

瓦屋根雨漏りの主因と適切な補修工程の解説

F様から雨漏りがするというので、伺ってきました。 F様のお宅の屋根は瓦屋根です。 調べたところ、あまもりの原因は漆喰の崩れによるものでした。 漆喰とは、日本瓦の目地の重点や、接着に用いられる 水酸化カルシウム(消石灰)が …

気温上昇期に行う屋根点検で防ぐ劣化トラブル

桜が散って、、一気に気温が上がっている最近です。 その分、家具量販店などでは、新型のエアコンや除湿機など 買い換える動きが好調なようです。 毎日の生活をより快適にと考えるアイデアの幅は 日に日に広がってきているのではない …

ベランダ立ち上がり部の隙間補修と防水保持の方法

K様邸でベランダの腰壁の立ち上がり部分に隙間があり、雨水の侵入が確認できました。 ベランダは紫外線や温度差で防水層が劣化し、床や壁が収縮して亀裂が入り浸水しやすい場所です。 さらにエアコンの室外機などを置く場合もあり常に …

春の雨樋清掃で排水不良を防ぐ定期メンテナンス

桜の時期も終わりを迎えるとあっという間に梅雨の時期になってしまいます。 6月に入ると本格的に梅雨の時期なると、屋根業者は忙しくなってしまいます。そうなると、なかなか調査の予約も取りにくいのです。 早めのお住まいの経年劣化 …

集合住宅における漏水被害と管理体制改善の取り組み

昨日の続きになります。 今回の場合のポイントは3つあります。 まず1つ目は、 「購入者のY様が売り主側の無過失責任や、契約解除、損害賠償など 売買契約のもつ意味をよく心得ていたこと。 2つ目は、 初期の段階で第三者である …

トタン屋根の自己修理手順と正しい防錆防水処理方法

トタン屋根は多くの建物で採用されていますが、時間と共にサビや損傷が発生し、結果として雨漏りを引き起こすことがあります。 この記事では、トタン屋根の雨漏りがなぜ発生するのか、そして発生した場合、どのように自分で修理できるの …

破風板の機能とメンテナンスの重要性を解説

屋根と同時にメンテナンスする事も多い中で、あまり重要視されていない「破風板(はふいた)」と言う部分があります。 破風板は屋根の先端の雨樋がない方の板部分で、文字の通り風が屋根内部に入り込むのを防ぐ役割があります。 同時に …

マンション漏水の原因特定と居住者対応の施工プロセス

Y様は、中層マンションの1戸(6階)を購入しました。 ところが入居してから半月ほど経った頃、玄関とベランダ周りに 水が染み出していることに気がつきました。 早速マンションの販売会社系列の工事会社に連絡して見てもらうと、 …

高所住宅におけるドローン屋根点検の実施と安全管理

先日、所沢市のお客様より、3階建てだが屋根の調査を時短でしたいとご相談を受け、早速調査して参りました これまで3階建や屋根勾配のキツイ屋根、ハシゴの掛けられない屋根などは条件により屋根の点検がすぐに出来なかった建物も残念 …

近隣建物解体に伴う住宅振動リスクと点検の必要性

ご近所で取り壊しになった家がある。と言うことで O様からお問い合わせをいただきました。 最近、特にTVなどでも空き家問題が取り上げられていますよね。 このように、空き家はその周りの環境にも大きな影響を与えてしまいます。 …

寒暖差で発生するベランダ防水劣化と補修対策

W様邸で雨漏りが発生した時には1階の天井に雨染みが見られたのですが、ベランダのトップコートが寒暖差の影響も考えられる硬化不良をひきおこしていたのが原因でした。 ベランダや屋上は雨漏りのリスクが非常に高い場所で風雨や紫外線 …

建売住宅に多い外壁ひび割れと補修防水処理の実態

U様は、ある分譲会社から建売住宅を取得しました。 入居後半年しかたっていないのに、外壁四周の隅の部分にひび割れが 発生しているのを見つけたので、分譲会社に文書で知らせ、回答を求めました。 しかし、納得のいく回答が得られな …