割れたスレート屋根を補修した施工実例と手順
A様より、屋根点検の依頼があり、行ってまいりました。調査の結果、スレート屋根でひび割れた箇所が数点ありました。今回は割れたスレートのみを差し替えることにしました。まず、割れたスレートを特定します。ひび割れや欠けた部分が目 …
2023年6月
建物全体を支える破風板や鼻隠しの機能的役割
急に雨が降ったり、数分後には晴れたりという不安定な天気が続いています。雨漏りの原因は色々ある中で最初に思い浮かべるのは屋根からの雨漏りですが、屋根の中でも雨漏り修理の多い場所があります。新宿区のM様邸でもスレート屋根から …
緩勾配屋根に適した対策工事と雨仕舞の工夫
Y様から雨漏りの連絡がありました。早速調べてみると、屋根を葺いている金属板の一部に隙間ができていて、そこから雨水が浸透したことが分かりました。剥がしてみると案の定、下地材は消耗しきっておりました。実今回の屋根が緩勾配でし …
天窓の快適性を維持する梅雨時期メンテナンスの実際
天窓は、お部屋を外の光をうまく取り入れることにより効率よく明るくしてくれる天窓は昔から人気で有り様々なデザインで多く取り入れられている窓です しかし、この天窓を生かすためにもメンテナンスを定期的にしてあげないと雨漏りに繋 …
瓦屋根リフォームで重視される下葺材と施工精度
K様からご相談をいただきました。 昔ながらの瓦屋根なのですが、ここ数年を見ても自然災害も多く、今後のことを考え検討した結果、軽量タイプの瓦にしてリフォームしたいのですが可能かどうか見ていただきたい。とのことでした。確かに …
ガルバリウム鋼板葺き替えで得られる耐食性と軽量化効果
先日、調布市にてトタン屋根からガルバニウム銅板屋根に葺き替え工事に行って参りました トタン屋根は亜鉛でメッキ加工された薄い鋼板のことです。屋根のトタンが古くなってきて状態が気になるとのことでご依頼を受けることは少なくあり …
普段使用しない部屋で発見されやすい浸水サインの特徴
ここ3年くらいはステイホームをきっかけに断シャリブームになっており、身の回りを快適にしたい傾向が強いようです。近頃この類いのご相談がとても増えたのですが、テレワークのためにふだん使ってない部屋を片づけたら、雨漏りを発見し …
屋根塗装工事の流れと施工上の注意点について
G様から屋根塗装の依頼がありました。屋根についた錆びが気になるということでした。屋根塗装にはさまざまなメリットがあります。 1.防水効果: 屋根塗装は、屋根材の表面を保護し、防水性を向上させます。屋根がしっかりと防水され …
築15年住宅の防水耐久限界と改修優先箇所の判断基準
築15年C様邸ですが、防水の耐久は15年くらいと聞いた事があり、今年中に屋根修理を検討していらっしゃるようです。屋根修理は建物の立地条件や方角などによっても変わってきます。周りに遮るものが無い場所にある建物なら、住宅密集 …
瓦屋根補修で進めた防水性回復と耐久性確保の施工
N様から、屋根点検の依頼がありました。N様のお宅は瓦屋根です。点検してみますと、瓦自体の損傷はなかったものの、防水下地材の劣化が目立っていました。このまま放置しておくと「雨漏り」の可能性があります。この場合、対策は2通り …
高断熱住宅に潜む屋根裏の結露カビ被害の実態
メンテナンスを定期的に行っていても、なぜ屋根裏がカビや湿気が溜まってしまうことが有ります。 なぜこのような状態になったのかと言うと、原因は湿気の逃げ道がなかったです。特に雨漏りは発生していなくても起こる現象です。 本来、 …
雨漏り調査依頼で用いられる散水赤外線診断の手法
雨漏り修理に関するトラブルが多いということをお聞きしました。そこで今回、トラブルを回避する例を挙げてみようと思います。 以前あったご相談で、ご自宅の雨漏りを大手の有名なリフォーム会社に依頼したところ屋上に問題がある、との …
トタン屋根からスレート屋根へ葺き替えた施工事例
N様から、トタン屋根の老朽化が目立つので葺き替えたいとの依頼がありました。Nさまのご希望はスレート屋根です。スレート屋根はトタン屋根よりも以下の点で優れています。 1.高級感と美観: スレート屋根は天然の岩石素材で作られ …
雨漏りが引き起こす漏電事故の危険性とその対策
屋根の全体的な劣化と屋根の上にある配線が雨水などにより断線したらどうなるかご存じでしょうか？？ 人体に被害を及ばさずテレビだけなどで済むケースも有ります。 家の中でも雨漏りによる漏電は結構多いのです。 家で漏電が発生する …
梅雨時期に外壁から浸入する雨水の検知と対応法
雨漏りは屋根が原因だと思っている方は多いと思いますが、外壁のヒビや破損、または地震や電車、車などの震動による変形や反り、クギ穴などからも雨水は侵入してきます。足立区のH様邸では以前は異常なかったという事ですが、室内で湿気 …
瓦屋根の種類別に見る耐候性と施工上の特徴
瓦屋根とは 瓦は日本をはじめとする多くの地域で古くから使用されてきた主に粘土を使用した屋根材です。瓦は耐久性があり、屋根の保護や断熱効果、雨水の排水などの機能を果たすことができます。また、瓦は風通しを良くし、地震や台風な …
台風対策としての瓦屋根点検と緊急補修のポイント
屋根の漆喰の寿命は平均15-20年と言われています。 漆喰は、瓦のズレや雨風の侵入を防ぐ役割があります。 365日漆喰は直射日光や風雨にさらされることで劣化してしまい寿命を迎えるのです。 漆喰は瓦屋根にとってはとても重要 …
老朽化したトタン屋根を修理した施工事例と注意点
F様より、屋根が腐食しているので、修理したいとの依頼がありました。F様の家の屋根はトタン屋根です。トタン屋根は昭和の時代にとても普及した屋根材です。普及した理由は、 1.耐久性: トタン屋根は強固で耐久性があります。適切 …
スレート屋根の基本特性と断熱耐久面でのメリット比較
屋根材には様々な種類がありますが、「スレート」もその一種です。 この記事ではスレートの基礎知識とメリット・デメリットをご紹介致します。 スレートとは スレートは、岩石が割れたり剥がれたりして平坦な薄い板状に割れる事に由来 …
複雑形状の笠木が原因となる雨仕舞不良の検証
H様邸では玄関に雨漏りが発生したとの事です。玄関の屋根にもなっている2階のミニバルコニー笠木から雨水が侵入していました。笠木は立ち上がりの壁の上に被せた板金の事ですが、コーナーやつなぎ目などがあるため、そこに隙間があれば …
屋根の隙間を塞ぐ工事で改善した雨漏りリスク
K様は、隣接する別棟の二世帯住宅なのですが、屋根と屋根の間に隙間があって、隙間から雨水が侵入し、雨漏りのような雨水が垂れてくるのが気になるとの相談を受けました。雨水が集中して流れ込み、いつも湿気ているため、壁が黒く汚れて …
増築部分の屋根接合部に潜む漏水リスクと施工対策
屋根材に限った話ではないのですが、1枚よりも2枚つなぎ合わせた方が、接続部分からの雨漏りリスクが高くなるのは当然の話です。それでも増築などで屋根が継ぎ足される事はあると思いますので、適切な処理をして雨漏りを予防していきま …
雨樋の水流設計が建物寿命に直結する理由
6月に入り梅雨の時期に差し掛かりますお住まいの経年劣化のメンテナンスはお済でしょうか？ 意外と見落としがちなのが雨樋の経年劣化になります。その雨樋の役割は重要であり、お住いにとって必要な箇所なのです。 ◆雨樋とは？・雨水 …
ドローン調査による屋根点検の利点と限界
S様からお電話をいただきました。弊社で定期的にメンテナンスを請けたわっているご近所の方と同時期の３０数年前に新築されたらしく、うちも見てもらった方が良いのでは？と心配になり、紹介していただき電話したのです、とのことでした …
保育施設における雨漏り修理の連続施工と改善策
昨日の続きになります。 まず、修理ではセメントタイルと支柱を撤去しました。２重床のためしーと防水には太陽が直接当たりませんが、シートが縮んで立ち上がり部が斜めに引っ張られていました。平部と立ち上がり部を一枚のシートで連続 …
