22日夜、インドネシアのジャワ島とスマトラ島に津波がきて、多くの
死傷者が出ました。9月末にスラウェシ島が津波の被害に遭っていました。
当時大きな地震は起きておらず、近くの火山島の噴火による海底の地滑りが
原因とみられています。津波警報システムでの感知が難しい「前兆なき地震」で
被害が拡大した可能性があるとのことです。
東南アジアの津波といえば、2004年12月26日、スマトラ島沖で大地震が
発生し、津波がインドネシアやタイ、インド、スリランカんどを襲い、
死者・行方不明者22万人を超し大惨事になったのを覚えてますでしょうか?
あれから14年、ふたたび津波に襲われました。
インドネシアは当時受けた被害から立ち直りました。
観光地としてもにぎわいを取り戻し、以前の被害の痕跡を探すのが難しいほど
成長しました。津波をきっかけに避難ルートの標識や警報タワーも整備され、
避難訓練なども行われ、津波への備えが準備されているつもりでした。
しかしどんな記憶も時の経過とともに薄らいでいきます。
津波経験者が心配しているのは、時間がたつにつれみんなの防災意識がどんどん
薄らいでいってしまい、いざ災害になったときに備えが機能しなくなることです。
わたしたち日本人も地震、津波、台風と各地で自然災害を受けていたにも関わらず、
対策不十分で家が倒壊したり、逃げ遅れたりと毎度大きな被害を受けています。
どこか他人事で、自然災害がなんども起こらないだろうと思い込んでしまうところが
あるのかもしれません。
屋根や外壁の補強や地震保険の備え、いざという時の避難グッズの用意や避難ルートの
把握、家族間の取り決めなど、やっておくべきことはたくさんあります。
年末のお掃除や正月の家族の集まりはそういった行動を起こす絶好の機会です。
ぜひ家族で検討してみてください。
弊社では屋根・外壁の補修や塗装、地震保険のアドバイスなど、
お役に立てる情報を提供しています。
ご不安な方はぜひこの機会にお問合せください。