スタッフより
雨漏りは天井から雫が垂れてくるもの、と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。実は、床の端から水が湧き出してくるような雨漏りもあるのです。
実際に、弊社でお客様のお宅に雨漏り調査に行った時に、そのようなケースを拝見したことがあります。
細かい事情を省略して原因をお伝えすると、室外の床面(土やアスファルトなど家の外の地面のこと)より、室内の床面の方が低く、基礎部分のコンクリートの継ぎ目から雨水が侵入して、一定量以上溜まると溢れ出していました。
室内の床の方が低いという設計自体は誤りではなく、雨水が入ってこないような仕組みや防水対策がしっかりされていれば、このようなことは起こりません。
ところが、お客様のお宅では、継ぎ目がそのままになっていました。
なぜ、建築時にしっかりした対策が行われなかったのか、それにはいくつか理由が考えられます。
その1
そもそも、現場責任者にそういった対策が必要という知識がなかった
その2
対策が必要なことは知っていたが、面倒、コストがかかるという後ろ向きな事情でやらなかった。
その3
設計図に書いていないことは、一切確認も疑問も持たずに施工した
その4
対策はしたが、何らかうまく仕組みが働かなかった、経年劣化などで働かなくなってしまった
このように、仕組み自体が最初から間違いだったというより、何らか人為的な理由で雨漏りが起こることも珍しくはありません。まずは建物を建てる際に、信頼できる業者に任せる、必要以上に納期やコストをカットしない、といったことで、雨漏りが防げることも多いです。
家はとても高価な買い物です。なるべく経年劣化をしないよう、雨漏り対策やメンテナンスは定期的に行い、雨漏りを防止しましょう。もし、大切な自宅が雨漏りをしたら、その本来の価値を取り戻すまでに、時間と気力やお金を使うことになってしまいます。
今現在、ご自宅の雨漏り修理をご検討の際は、まずは、長年板橋区の屋根修理の実績がある、屋根修理業者のLOVESTYLEにご相談ください。