水道料金民営化?増税、医療負担増の時代に、家のメンテナンス費用をどう管理する?

定期点検 メンテナンス

老朽化問題はマンションだけでなく、水道施設にも・・・
1960~70年代にかけて集中的に建設した水道施設や管路が軒並み老朽化で、
大規模な修繕を迫られています。
今後もサービスを維持するには年50億円超の
維持費が必要とされており、水道事業の民営化の話も出ています。

しかしながら、人口減、施設の老朽化などの環境で、民営化しても
必ずしもコスト削減できるわけではありません。
むしろ民営化よりも、隣り合う自治体が協力し合い、
いかにダウンサイジングするか、どの程度までの水道料金の値上げで
対応していくべきかをしっかりと考えるべき時です。
蛇口をひねれば安全な水がでるという時代は終わったんです。

水道料金の値上げだけではありません。
医療費負担の増大や社会保険料の値上げなど家計を圧迫する費用の話ばかり・・・
人口減の中、同サービスを維持していくのは難しく、そのためには
値上げが必要となってしまうため、今ダウンサイジングが注目されています。

ニュースやテレビ番組でも、断捨離や節約で身の丈にあった生活を
すすめているが、まさにその姿勢こそが、今後の成熟社会の中で
必要な生き抜く知恵ではないでしょうか?

家計簿で日頃の収支を確認し、出費を工夫することで、貯蓄を増やす。
ライフプランで将来の展望を持つことで、今何をしておくべきか、
今後どんな予定が必要かが見えてきます。

今ある資産をいかに活用するべきか、家という現物資産をいかに
住みごこちのいい状態にしていくべきか。
メンテナンスや補修、塗装はどのタイミングで行うべきか。

異常気象などもあり展望が描きづらいですが10年、20年ごとに
補修が必要で、いくらかかるかという目途を立てておくと、
予定の変更にも対応しやすくなります。
それなりにまとまった費用がかかる問題ですので、
資金計画も検討してみることをおすすめします。

 

弊社でもメンテナンスの時期、スケジュール、費用に関して
相談を賜ります。プロの意見を参考に、一緒に考えていきましょう。

この記事の監修者

株式会社 LOVE STYLE
代表取締役 阿部 泰三

雨漏り修理・雨桶工事・屋根工事業者として工事に携わり30年以上。工事監督などの実績を持つ「株式会社 LOVE STYLE」の代表取締役。