「コードブルー~ドクターヘリ緊急指令」という人気ドラマをご存知ですか?
シリーズ物が今年7~9月に放映されました。毎度、救急現場に医師たちが
ヘリで出動する姿が印象的だったのですが、そのドクターヘリ以上に
出動回数が多く、救急医療の最前線を走り続けているのがドクターカーです。
ドクターカーとは、119番通報を受けた消防機関が病院に要請して出動する
仕組みのことで、医師が患者を診るまでの時間を縮め、救命や重症化の予防に
つなげることが最大の目的です。
そのため運用方法としては2種採用しています。
一つは消防機関の救急車を使い、病院に寄って医師を乗せるピックアップ方式と
病院の敷地で救急車が待機するワークステーション方式があります。
もう一つは病院の所有車を使い、医師が乗った車が救急現場や路上で救急車と
合流します。
国内初のドクターカーは1979年に兵庫県西宮市んで始まり、現在は全国434の
病院が出動要請に対応しています。近年では、高齢化で在宅医療が広がり、
みとりに対応するドクターカーも登場しました。
今後もっと増えていくことと思います。
終末期を迎えた患者が自宅でのみとりを望んでも、周囲の人が慌てて救急車を
呼ぼことがあり、望まない延命治療につながってしまうという問題があります。
みとり対応のドクターカーはその解決策として期待されています。
家は、ある人には最後の住処であり、これからも生活していく拠点。
また、住みやすくリフォームしたり、建て替えてしまったりと用途に応じて、
さまざまな使われ方をします。身体同様に定期的にメンテナンスをし、
時には塗装、補修なども行い、最適かつ快適な住環境を確保いただきたいと
思います。