『パイナップル発電始めます』
某商社はフィリピンでパイナップル発電に取り組むそうです。
年産70万トンあるパインは缶詰やジュースなどの加工食品としても
使われており、そこで大量に出る芯や皮、へたなどを、これまでは肥料などで
利用していたが、今後は燃料としても活用するそう。
パインからできるのは可燃性のバイオガス。大型タンクに集めて一定期間発酵
させると発電燃料となるガスが発生します。
残りカスを燃焼とすることで、年間10万トンも二酸化炭素を削減できるとのこと。
風力、火力、太陽光といった自然の力を活用したエネルギーだけでなく、農作物の力も
活用し、新たなエネルギー源を確保していくことが、人口が増え続けている世界では
必要とされていることです。
今まで見向きもしなかったモノが実は使える代物だったなんてことは、ままある話ですが、
まだまだエネルギーとなる資源はたくさんあるのだと思います。
今やベンチャー企業の雄となったユーグレナのミドリムシのその一例です。
5億年以上前に誕生したミドリムシは、ワカメや昆布の仲間で、光合成をおこない
栄養分を体内にとどめ、動物のように細胞を変形させて動くという植物と動物両方の
性質をもった不思議な微生物です。ミドリムシもエネルギー源として実用化を
目指しています。
将来はいろんなエネルギー源を選択し、使用するような時代になるかもしれません。
そしてそんな多彩なエネルギー源を無駄にせず、効率性を高めるには、室温調整を
万全にできる家作りが必要なってきます。
エアコンのメンテナンスだけでなく、外壁塗装や屋根補修も行って、建物自体の
メンテナンスも行っていきましょう。