スタッフより
日産のV字回復の立役者であるカルロスゴーン会長逮捕のニュースに
驚かされた方は多いかと思います。
コストカッターとして名をはせたゴーン氏の影響力は大きく、
コストカットが経営の最重要課題としてさまざまな業種・業界・会社で
もてはやされてきました。
しかしその結果起こったことと言えば、必要以上の経費削減や下請け泣かせ、
業者泣かせといった問題ではなかったでしょうか。
現在放映中の下町ロケットでもそういったシーンがよく出ますよね。
コストカットによりブラックな職場環境を強いて従業員が精神疾患になったり、
体を壊して退職するようなケースを多数生みました。また価格破壊による
劣悪なサービス・商品はお客様の健康を害することも。産地偽装などの問題も
ありました。世の中に「価格が一円でも高い方が悪」であるかのような風潮が
ありました。
建設業界においても、耐震偽装などの欠陥住宅や訪問営業の劣悪なサービスなどが
ありました。姉歯事件もそうでした。
必要以上のコストカットによる低価格サービス・商品は、果たしてお客さまが
本当に望むコトなのでしょうか?
先日お問合せいただいた保土ヶ谷区Eさまは、訪問営業から屋根補修をすすめられ、
その価格が安価だったため、不安に思ったそうです。
弊社からも見積もりを出し、作業内容を一緒に確認した結果、ご納得いただき、
価格が高かった弊社の方をお選びいただきました。
安い業者には安いなりの理由があります。
サービスが片手落ちで安全性に欠陥があったり、
必要な作業が抜け不完全なサービスだったり。
モノ・サービスには適正な価格というものがあります。
必要以上に安い、コストカットされたモノには気を付けましょう。