家を購入するときに戸建てかマンションが悩まれましたか?
今、マンションの老朽化が深刻な問題になってます。
国の統計によると、分譲マンションは全国で約644万戸あります。
そのうち築40年超が約73万戸あり、10年後には185万戸にまでなるようです。
マンションは築30年を超えると外壁にヒビが出るなど老朽化が目立ってきます。
給排水管などさまざまな設備にも傷みが出始め、大規模修繕だけでなく、
場合によっては建て替えが必要になってきます。
戸建てならご家庭の意思だけで、すぐにでも建て替えなどの行動に移せるかと
思いますが、集合住宅であるマンションの場合はそうもいきません。
建て替えするにも住民の同意が必要で、全住戸の5分の4以上の賛成がないとできません。
今の時代は、住人の高齢化や住んでいない所有者の増加、外国人オーナーの増加などで
意見がなかなかまとまらずに難航するケースが増えているんです。
また管理組合の機能不全で話が進まないというようなケースもあります。
住人たちの合意形成や費用の面で修繕や建て替えが進まないと、マンションの価値自体も
どんどん下がってしまいます。
国もさまざまな法整備で老朽化対策を促してきましたが、十分に進んでおらず、
自治体が独自で対策を進める地区もあるほどです。集合住宅ならではの悩みですね。
戸建てにお住まいの方は、定期診断、リフォーム、建て替えなど、
家族計画、資金計画等を踏まえて、最適な手段をお選びいただければと思います。
弊社もお手伝いさせていただきますので、ご不安に思うようなことありましたら、
お気軽にご連絡ください。