高さ634mの高さ日本一を誇る東京スカイツリーは、
地震の揺れに強い構造をもっているだけでなく、
実は風にも強いんです。
建築基準法などに基づき高さ120mを超す建築物で、ロープの長さが
60mを超すエレベーターについては、ロープが一定以上に揺れたら
エレベーターを停止するように定められています。
そのため、スカイツリーも営業開始から数年の間は、台風などの影響で
年間30日以上もエレベーターを運休させることがありましたが、
改修を行い、その後は風による運休はなくなりました。
今年は台風の影響で鉄道が計画運休し、スカイツリーも営業時間を
短縮させるようなことはありましたが、他の台風で最大瞬間風速
20メートルのときも運休することなく動いていました。
スカイツリーは年間500万人訪れ、20年の東京オリンピックに
むけてさらなる来場が期待されています。風対策の改修をおこなった
風に強いスカイツリーはこれからも東京のシンボルとして観光客を
楽しませてくれることと思います。
ご自宅の風対策はいかがでしょうか?
強風でもっとも被害を受けやすいのが屋根です。
メンテナンスをせずに長年放置していると、もろくなり、崩れたり、
剥がれたり、飛んでいてしまうことも。雨漏りになるケースもあります。
屋根材だけでなく、屋根を固定する釘抜け・浮きや漆喰の損傷など、
屋根まわりの劣化や損傷から被害が広がることもあります。
塗装が必要なケースや、場合によっては屋根材を見直すという
選択肢もあるかもしれません。費用の問題や時期の問題も
あるかと思います。
現状確認をするためにもまずは屋根の点検をしてみませんか?