今年9月に発生した台風21号は、関西空港が一時的に使用できなくなるなど、
関西を中心に大きな被害をもたらしました。
被害は家だけでなく、車にもおよび、強風による横転や冠水被害が
相次ぎました。その被害の大きさから,今も保険金請求の問合せが多数来ており、損害保険各社は、火災保険、自動車保険の対応に追われ、業務が追い付かないほどだそう。
自動車の被害に関しては、日本自動車連盟の調べによると、一番多かったのが、意外にもタイヤのパンクでした。走行中に路上に散乱した鉄板やトタン、がれきの山などをタイヤで踏んでしまったり、カーポートの樹脂性屋根の破片が刺さったりするような被害も相次いだという。
他に多いのがガラスの割れです。
駐車中に石や屋根の一部が飛んできて割れてしまい、後から気づくようなケースも多い。
台風の中でパンクし立ち往生したら逃げ場がないので、台風接近時はできるだけ車は使わないようにしましょう。また駐車中に被害を受けるケースもあるので、台風去った後はしっかりと状態をチェックしておく必要があります。
台風の後は、家の外壁や屋根の損害を確認するついでに、カーポートや
駐車場の車、自転車などの状況もあわせて確認しておくことをおすすめします。