スタッフより
来年から息子さん家族と同居される予定なので、とお電話いただいたのはここ10年ほどメンテナンス等で
ご贔屓にしていただいている目黒区のT様からです。
それに伴い、現在の2階の間取りのリフォームをお考え中ということでした。
リフォームは、実は今年初めから考えていたものの、台風など自然災害が多く時期を見計らっていたら
今になってしまった。実際 如何なのでしょうか。とスケジュールを含めてご相談いただきました。
しかし、実は長い間の思い出の詰まった家だし、点検をかねて見回していたら、なんだか気になることがあったので、、
ということなのです。
聞くと、1階浴室のサッシ周りで雨漏り?を心配していたまま、なんとなく放っておいたままだった。
浴室の間取りは変えるつもりはないのですが、上の階は大きく変える予定。このままリフォームして大丈夫なのか
なんだか一気に気になってきたということなのです。
実は!密かに痛みが進んでいたもののそれに気づかず、そしてリフォームの時に初めて発覚する!?
という被害が多いのも事実です。
雨漏り、漏水、蟻害、、、
原因は、残念ながら、建築当時の施工不良の場合もあれば、メンテナンスが原因の場合、自然な
老朽が原因の場合など、様々です。
T様宅は築35年。
今回は弊社にご連絡をしていただき、本当に正解です!とお伝えいたしました。
なぜなら、
リフォーム業者自体はすでに決まっているものの、雨漏りには雨漏りのプロ というものが存在します。
弊社へご相談頂いて正解です!きちんと調査をいたします。と宣言いたします。
早速T様宅に伺い、浴室まわりを点検いたしました。
浴室には出窓があり、換気には最適な環境でした。が、外の状況を見ると、雨が当たりやすく、
実際に窓周辺の木部が腐りかけていました。
これは雨の影響もありますが、雨は上からくるのですから、上階の環境もチェックが必須です。
また、2階は逆に下の浴室からの湿気を受けている可能性もあります。
よくよく見ると木部の損傷は2階まで大きく広がっていたのです。
そういえば浴室の上の部屋は特に結露がひどかった。とのお話でした。
ここをきちんと修理解決しないと、リフォームしてもさらなる問題が発生してしまいます。
水には、入口と出口、防水と経路などの道と環境を確保してあげるという方法が必要なのです。
T様には、相談して本当に良かった。とおっしゃっていただき、無事、リフォームに支障をきたさない
適切な工事を行わせていただきました。