スタッフより
雨漏りは、発生してすぐであれば数万円で直せる可能性が高いです。しかし、放置した場合、大黒柱など家の根幹の部分にまで腐食などが広がってしまい、大規模なリフォームをすることになるかもしれません。その場合、被害の規模にもよりますが、100万円以上かかったという事例も珍しくありません。
晴れている時は影響がないですし、修理業者を呼ぶのは億劫なので、ついつい雨漏り修理は先延ばしにしがちです。しかし、放置すればするほど、雨漏りは確実に悪化していきます。気がついたらすぐ、雨漏りに対応しましょう。
《雨漏り修理で業者に依頼するときに気をつけることは?》
雨漏りは簡単には直せません。修理範囲の見極めや作業に、豊富な知識と経験が必要になります。そのため、見積もりが安いからといって、熟練した職人がいない見知らぬ工務店を選んでしまうと、施工不良で工事をやり直すことになり、結果的に費用が高くつくことがあります。
不自然に安い業者を選ぶのではなく、適正価格で雨漏り修理の出費を出来るだけ抑えるには、複数の業者に見積もりを依頼して、技術や料金だけでなく対応も含めて安心して任せることができる業者を選択しましょう。
また、特殊なデザインの屋根であったり、特別な瓦を使っているという場合は、まずは家を建てたときの屋根屋さんや瓦屋さんに相談してみましょう。建てたときの業者の連絡先などは、しっかりと把握して、数年後にメンテナンスが必要になったときにすぐわかるようにしてあると便利です。
一般的には、メンテナンスは早ければ早いほど費用は安くすみます。そして、誤った処置をするとかえって状況が悪化してしまいます。ご自身やご家族など職人ではない方が作業をしたり、安いというだけでよく知らない業者に依頼してしまう、ということで、雨漏りが酷くなってしまうケースも残念ながらままあります。
できるだけ早く、専門の業者に修理の依頼をしてください。