スタッフより
天窓付きのデザイン住宅をよく見かけます。
都会の住宅事情でプライバシーの確保にも優れているので、天窓を取り入れる住宅も増えました。
中野のR様邸でも、住宅密集地という立地のため日中は窓やカーテンを閉めきって過ごしていたので暗く、
リフォームをきっかけに天窓を取り付けたそうです。
自然光が入るので、日中は照明を使う事がほとんどなくなり省エネにもなります。
近隣の目も気にせず室内も明るくなり、満足していたといいます。
しかし今年は台風が異常に多く、トップライトに雨が激しく当たる音を聞いて、
室内からトップライトを見上げては不安を感じていたそうです。
そんなご相談をいただいたので点検をしてみると、天窓の枠に腐食が見られました。
天窓枠の修繕と天窓周辺に詰まっていたゴミの撤去、防水シートの確認、
ガラスのゴムパッキンの交換をする事になりました。
これでしばらくは安心して生活ができる、とR様に喜んでいただけました。
トップライトは屋根に開けた穴です。そのぶん普通の屋根より雨漏りのリスクが高まってしまいます。
天井からの明かり取りとして重宝されていますが、ほとんど使っていなかったり、
太陽の光が眩しいのを我慢して暮らしている場合は撤去してしまうのも一つの方法です。
屋根のメンテナンスと同じ時期にトップライトの点検もしてみてはいかがでしょうか。