上の写真は屋根の妻面(ヤギリ部)の改修をしているところの写真です。この家は両面(反対の妻面共)
のみ、サイディングを貼られていました。塗装で改修しても耐久性が望めないという判断で重ね貼り
(カバー工法)できれいに仕上げようと考えました。写真では古い面と新しい面、両面が写っているので
工程が良く解ると思います。役物のコーナー見切り材と、中間の繋ぎ材をいれて、ガルバリウム鋼板製の
サイディングを挟んで仕上げていきます。
この写真が仕上がった写真です。反対側の妻面もまったく同じように成りました。この家はこの面
だけが特に腐食して目立っていて気に成っていましたが、ここを改修したため、全体をみても改修前より
綺麗になり一部分の工事だけで、だいぶ得をした感じになりました。
このように特に気になる一部だけ改修しても、家そのものの価値観があがる改修方法もあります。
実はこの家は他にも直したい部分が沢山ありました。私たちも他も強く勧めたのですが、やはり予算の
事とか他に資金を使わなければならない家の事情が有って今回はこの部分改修だけで済ませました。
又できる機会が有れば他も少しずつ直していきたいと言っていました。小予算の中でしたので、出来栄え
に大変喜んで頂きました。工事をするにはどうしても予算立てが必要ですが、時を置いて少しずつでも
手入れをしていくことが大切です。ご相談ください。
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