屋根で50億円節約できますというショッキングな話です。
2020年東京オリンピック、パラリンピックの会場となる
有明体操競技場(東京都江東区)の木造屋根は、完成すると、
国内最大級となる幅約90m、奥行き120mとなります。
屋根材を当初予定していた鉄骨から木造に変更したことで、
屋根重量が半分の重さになり、工期も60日短くなったそう。
そして肝心の建設費用は50億円もお安くなるそうです。
そもそもの費用額がものすごく高額ということもありますが、
木造屋根にすることで50億円も建設費用を節約できたということになります。
自宅に置き換えて考えてみるといかがでしょうか?
屋根材で大幅に施工代や修理代が変わるのと同じといえませんか。
ご自宅の屋根はどうされていますか?
台風、集中豪雨、河川の氾濫など自然災害が猛威を振るっているこの時代は、
家に関してもいかに長持ちする自宅を作り上げるかが重要なポイントです。
そのためには、雨漏り対策、地震への備えを万全にし、定期的に点検を
行うことが必要です。
私たちは健康面では、スポーツジムに通ったり、食事に気を付けるなどの工夫を行い、
定期的に健康診断でチェックする仕組みができています。
同じ仕組みを、家という大事な資産を管理するのにも取り入れてみると
いうことです。
屋根一つとっても建材や施工方法で費用も工期も外観も大きく変わります。
瓦屋根は耐久性、耐熱性に優れるも、重さがあり地震に弱く、費用も高額。
スレート屋根は安価で耐久性があり軽いが、風や地震の影響を受けやすい。
金属屋根は耐久性があり錆びにくく軽いが、熱が伝わりやすい。
などの特徴があります。