地震や風水害、火災など自然災害の猛威を新聞やニュースなどで
毎日のように目にしていますが、他にも災害レベルで家屋に被害をもたらすのが、
シロアリのよる害です。
現在は住環境が欧米化し快適な暮らしとなっていますが、実はシロアリが
繁殖しやすい環境になっています。確かにシロアリの被害を100%防ぐ方法は
難しいのですが、予防することで被害を受けにくくすることは可能です。
家の基礎周囲や庭にモノをたくさん置いてませんか?
植木鉢やガーデニング用品、段ボールや廃木材などは家の基礎の周囲に
置くケースが多いかのしれませんが、モノがあるとその一帯に暗がりができます。
シロアリは暗いところを好みますので、そこに蟻道を作られてしまいます。
なるべく基礎の周囲にはモノを置かないようにしましょう。
家の雨漏りなどは大丈夫ですか?
雨樋が壊れると外壁・基礎・地面が濡れてしまい、湿気の多い状態が続きます。
シロアリは湿気も好みますのでので、雨漏りに気づいたらすぐに対処しましょう。
現在のシロアリ防蟻剤の有効期限は5年です。
5年ごとに、シロアリの定期点検もしておくほうが間違いないです。
家は定期的にメンテナンスをしないと、加速度的に劣化していきます。
長持ちさせるためには、定期的に診断することが大事です。
経年劣化といいますが、どんな建物でも年数とともに劣化します
家を買ったら、経年劣化も考慮に入れて、将来設計の一環として
長期修繕計画を立ててみることをおすすめします。
日々の忙しい暮らしの中で、どうしても点検は忘れ去られてしまいがちですが、
私たちが健康のために会社の健康診断を活用するのと同じで、
建物の異常を早期発見するには定期点検しましょう。