台風、地震だけではない。酸性雨からも家を守ろう。

酸性雨 屋根メンテナンス

住宅などの建物や人体、自然界に甚大な被害をもたらす酸性雨。
その被害は、急速に工業化が進む中国大陸からの大気汚染物質により、
ますます深刻化しています。


酸性雨は、火力発電所、工場や自動車、飛行機などから排出される
大気汚染物質(硫黄酸化物や窒素酸化物)が、雲となって大気中で
強い酸性を含んだ雨になり、地上に降る雨です。
そのため、森林に降ると、森林が枯れ土壌が汚染され砂漠化します。
またその影響で生息する生物も減少し死滅してしまいます。
建物に降ると、外壁や屋根材を守る塗装自体を分解してしまうため
防水効果がなくなり、外壁材や屋根材自体が溶けてきてしまいます。

その影響は、諸外国においても、例えば欧米では早くから酸性雨による湖沼の
酸性化の進行や森林の衰退が報告されており、酸性雨は国境を越えて国際的な
問題となっています。

一般的に屋根や外壁の塗装は10年前後を目安に行うのが望ましいと
されていますが、意外と早く塗装効果がなくなってきたり、
昔に比べて耐久性がなくなってきているなと感じる方もおられる
かもしれません。
実際そういったケースは増えており、塗装サイクルが短くなってきてます。その理由の一つが酸性雨なんです。

台風や集中豪雨、地震に加え、酸性雨といった自然の猛威に日々さらされている私たちの住宅。しっかりと守る為にも、外壁や屋根を定期的にメンテナンスすることが大事です。