【保土ヶ谷区】軒ゼロ住宅の雨漏り対策は?軒の機能を生かせないなら・・・

軒ゼロ住宅

今の時代は、洋服や車はもちろんですが、
大切な住空間である家にも、個性を反映しこだわりたい時代です。
そういった流れから近年は、軒が短いまたは無い住宅、いわゆる軒ゼロ住宅が増えています。

軒ゼロ住宅は都会的なデザインで見た目がスタイリッシュです。
ただ、軒ゼロ物件が増えている理由は実はそれだけではありません。
敷地が狭い都心の住宅環境で建築面積を確保するためには、縦に長い住宅にする必要があり、
隣地境界との制限の関係から、軒が短くなっています。
また軒が長いと材料費や職人の手間賃が増え高くなってしまうために、
販売業者から軒の短い住宅をすすられるという背景もあります。

軒ゼロ物件のデメリットは、軒の機能が失われることで、直射日光や雨を直接受け、
外壁が傷みやすかったり、汚れやすくなってしまいます。
住宅の雨漏りが増えているのは軒ゼロ物件が増えていることもその理由の一つです。

雨漏り対策としては軒を付けることが挙げられますが、
もし軒がつけられない場合はどうすればいいのでしょうか?
地域によっては、斜線制限や建ペイ率などの理由で軒が付けられないこともあります。
その場合には、外壁をタイル張りにすることで、外壁内への雨水が入り込みのを
防いで住宅の耐久低下を軽減できます。また窓に庇を付けることで雨の降り込みが軽減され、
外壁を伝っている雨水の入り込みも防ぐことができます。
また窓に施してある防水コーキングの劣化予防にもなります。