スタッフより
日本各地で想定外の天候や大きな被害の多かった今年ですが、応急処置についてのお問い合わせも
多くいただいています。
墨田区のT様からもお電話をいただきましたので紹介いたします。
もし突然の雨漏りにあった場合はどうすれば良いのでしょうか。
自然災害はいつどこに起こるか、またどれくらいの影響を受けるか、日々予想もつきません。
とりえず応急処置だけでも自分でやってしまおう。こんな風に考える方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、たとえ応急処置であっても、その方法が適していなければ、その後大量のカビが発生してしまったり、
被害が広がりさらに修理費用が高くなることに招いてしまったり。ということがあります。
そして、実際の台風時など、業者に電話しても混んでいて通じないのでは、と思ってしまうかもしれません。
もし気になることがある場合は、気象情報を確認後、先に点検をしてもらうのが1番と言えます。
そうすればその後、たとえ雨漏りがあったとしても、原因や処置方法の判断で間違いは起こらないからです。
そうは言っても、我が家は信頼ある工務店で建てたし、まさか雨漏りが起こるはずはない。。。とお考えでしょう。
しかし万が一です、天井から突然の雨漏りで自分で応急処置せざるを得ない時はぜひ、参考にしてください。
まず第一は、室内が濡れるのを防いでください。
バケツやブルーシートを敷いたり、糸を垂らした釘を天井に刺すなどして、糸の先端から水が伝ってバケツで
受け止めるなどして、水の飛び散りやシミを防ぐこともできます。しかし非常に危険なのが屋根に上ることです。
2階建ての場合、屋根の高さは6〜8mにもなります。万一落下すると人生そのものまで台無しになってしまう
恐れがあるからです。
コーキング剤はホームセンター等で簡単に購入できますが、適切でない箇所にコーキングを施すと帰って雨漏りの
原因になったり、水の道を塞いでしまい、新たな被害を生んでしまう場合があるのです。
よって、日常の点検が何よりですが、たとえ応急処置であっても屋根の仕組みを熟知した、プロに任せていただく
ことをお願いしたいのです。
このようにお困りのこと、気がついたことがありましたら、気軽にまずはお知らせくださいね。