芝生の屋根!?屋根は風土に適応するための人間の知恵です

屋根材 いろんな屋根

 

以前屋根の色に関してお話ししましたが、
屋根のリフォームをするのに、屋根の色以上に気になるのが屋根材ですよね

世界に目を向けてみますと、氷河の国アイスランドには昔から『芝生の家』
と呼ばれるユニークな家があります。
屋根に芝生を植え付けることによって、断熱効果で家の中を暖かく保つことができるのです。
厳しい寒さの国ならでは工夫です。

こうしたユニークな屋根は、その国特有の気候風土の中で快適に暮らしていく人間の知恵です。

四季の変化があり、自然災害が多い日本では、居住スタイルの変化や数々の大規模災害で、
屋根に求められるものも変わってきてます。

機能面で地震や台風、夏の猛暑、冬の大雪を耐え長持ちする耐久性・防災性が求められています。

外観では、個の時代を象徴するようなデザイン性の高い家が増えています。

また家は長く住むものなので、メンテナンスのしやすさや維持費などの
コストパフォーマンスも大事な要素です。

昨今人気なのが、比較的自由に色を選ぶことができるスレートや金属屋根です。

スレートはコロニアルやカラーベストと呼ばれる、セメントを材料にした化粧スレートが主流。
防音性や耐火性に強く、安価というメリットがありますが、
約10年おきに塗装などのメンテナンスが必要なため、定期的にコストがかかるという面もあります。

金属屋根は、最近はガルバリウムというアルミニウムを含有したサビにくく、
丈夫な金属屋根が人気です。
スレートと比較すると、耐用年数が長く屋根自体も軽量のため耐震性が高いですが、
金属屋根という性質上、防音効果や遮熱効果には劣ります。
加工・塗装が比較的簡単なため、屋根の色やデザインにこだわる方におすすめです。

屋根診断、屋根リフォームをご検討の方はぜひ弊社にご相談ください。