屋根の色を眺めていると、屋根瓦はもちろんスレートなどの屋根材も、黒や濃いグレーなど
黒や濃いグレーなど暗めの色が多い印象を受けますよね。
でもご存知のとおり黒い色は熱を吸収し熱くなりやすい色です。
酷暑の続く日本の気候を考慮すると屋根に向かない色のように思えますが、
なぜ屋根は暗めの色が多いんでしょうか?
それは暗い色の方が汚れが目立ちにくいからなんです。
確かに光の反射上、ホワイト系に近い色の方が太陽光の反射率が上がり、
部屋の中が暑くなり過ぎず室温を快適に保つことができます。
しかし、屋根をホワイト系にすると汚れがとても目立ってしまいます。
そこで最近では白と黒のいいところを取って、中間色であるグレー系の塗料が人気です。
こういったグレーのような中間色の色だと、2階建て以上の家や吹き抜けや屋根裏部屋のある家では、
遮熱効果が実感できます。
また色だけでなく、日射を室内に通しづらくする遮熱塗料を使用することで、屋根の温度や室温を下げることができますので、エアコンの節約にもつながります。
この塗料は経年劣化に強く20年近く効果を保つことができるので、経済的です。
グレー以外でも明るめの屋根を希望される方も増えてきていますが、屋根の色を考えるときは
外壁の色とのバランスが大切です。
外壁とあまりに似た色だと、浮いてしまうことが多いので、明るめの外壁なら落ち着いた色を選ぶと
いった選び方をするようにしましょう。
屋根の色は街の景観に関わるため、お住まいの地域の景観に関してのガイドラインがないか、
一度ご確認いただくことをおすすめします。
屋根塗装や屋根修理を検討中でしたら、ぜひ弊社にご相談ください。
お好みの色や景観に合わせた屋根にして、より快適な住まいにしてみてはいかがでしょうか。