スタッフより
保土ヶ谷区H様からご相談がありました。
『突然訪問してきた業者に「近所で屋根の塗装工事をしているが、
お宅の屋根瓦がずれているのが見えたので、無料で点検しますよ」と言われ、
見てもらったところ、屋根の状態が良くないので、すぐにでも修理しないと危ないですよ』と
高額契約を迫られたが、ご主人が不在であったため即決はしなかったそう。
他にも相談してみようということで弊社にお電話いただきました。
訪問し調査したところ、この業者からのご提案は必要のない修理も予定されており、
水増し請求をしていることが判明しました。
昨今の自然災害の増加で、訪問業者による点検商法で必要のない高額契約をさせられるケースが増えています。
同様の件で消費者センターにも被害のご連絡が多数寄せられているそうです。
このようなケースの対処法ですが、
・飛び込みで訪問してくる業者は家に入れない。
・しつこく勧誘されても必要なければ「お断りします」「いりません」などと、きっぱり断る。
・契約を急かされても、その場で決めないで、工事の必要性や金額の妥当性を複数の事業者に相談する。
を徹底しましょう。
※昼間ひとりでいる高齢者がトラブルに遭うケースが多いので、気を付けてください。
万が一契約をしまった場合は、すぐにクーリングオフをしましょう。
クーリングオフとは契約解除のこと。
訪問販売の場合、契約書面を受け取った日を含めて8日間はクーリング・オフが認められていまので、
あきらめずに消費者センターにご相談ください。
保土ヶ谷区も含め様々な地区で、公共工事であるかのように思わせたり、公的機関との関係をにおわせながら、
訪問してくるケースやチラシを配布し訪問してくるケースもあります。
区役所が業者に委託して、各家庭の点検や修理を行うことはありません。
勧誘方法やチラシの内容などで少しでも不審な点があるようでしたら、弊社にご連絡ください