上の写真は下屋根をガルバリウム鋼板で仕上げた写真です。一文字葺きと言う葺き方です。
元々はセメント瓦の屋根で古く雨漏りして困っていました。
工程を説明します。
① 既存の瓦を撤去しました。
② 下地板(野地板)も取り除きました。
③ 新規に下地板を取り付けました。このおたくの場合は構造用合板の厚めのものを使いました。
④ 防水紙(アスファルトルーフィング)を全面に貼りました。
⑤ 屋根の鼻先(廻り)に役物の唐草を取り付けました。
⑥ ガルバリウム鋼板の一文字葺きと言う葺き方で仕上げました。
⑦ 雪止めの金具も取り付けて完工です。
同じ板金(ガルバリウム鋼板)でも葺き方がいく通りもあります。瓦棒葺き、ひし葺き、平葺きなど
お客様の好みや、予算、周りや家全体の景観の事も考慮し、よく説明させていただいてから決定します。
最近は板金から板金の葺き替えもそうですが、重い瓦屋根を軽くしたいというお客様も多いです。
このおたくの場合は年配の方でしたので、色を茶色にしました。
形もすっきりして、大変気に入っていただきました。