スタッフより
所沢市にお住まいのD様邸より、「先日の、大型台風の日に屋根が飛びそうですごく怖かったので1度メンテナンスをしたい」とご連絡を受け調査。
確かに先日の台風は真夜中に目が覚めるほど、ガタガタと家が揺れておりました
不安になるお気持ち分かります。
早速屋根の確認をしてみると、屋根の上の状態は剥がれた箇所も無く雨漏りも大丈夫でした!
しかし、破風板の劣化が目立ちます。
こうした、破風板の剥がれはよく見かけます。
そもそも破風板の役割は何なのか少しお話していきます
◆破風板の役割◆
・台風などの強風、大雨、火災の炎を防止。
・垂木と一緒に屋根を支えている。
破風の最大の役割は、雨や風を防ぐこと!!です。
建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっています。
しかし、横や下からの雨風に対して弱いという特徴が有るため、 破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があるのです!!
火災の炎も、下から上に上がる傾向が有ります。
その為、窓から火が上がった場合破風板が無ければ一気に屋根まで炎は広がります。
当たり前ですが、破風板は時間の経過とともに劣化していきます。
あまり注目している箇所ではないため、ご自身では劣化が進んでから気づくことが多い部位ともいわれています。
今回のような大型台風や火事など、災難を最小限に食い止めるためにも破風板の特性を把握しておいても損は有りませんね
細かい劣化は一気に進行する恐れが多いに有り得ます。