スタッフより
江東区にお住まいのI様邸より、「窓枠から雨漏りしているかもしれないので調べてほしい」とご連絡を受け先日調査
早速確認してみると、窓枠では無く、庇と外壁との取り合い部にあるコーキングに劣化が見られそこから雨漏りが発生しているのが分かりました。
多くの場合、このように庇と外壁との取り合い部から漏れることが多いのです。
外壁からの雨漏りは、なかなか外観からは確認することが難しいのが現状です。
気付かずに雨漏りを放置しておくと、住宅の構造物が腐食してしまい最悪の場合、庇が落下してしまう危険性がもあるのです
ご自身で定期的に確認される場合はいくつかポイントがあります
・庇周辺にコケが生えている。
・庇周辺にヒビ割れがある。
・シーリング、コーキングにヒビ割れや触ってみるとボロボロ取れるなど。
また、雨漏りの主な原因は3つです。
・防水シートの劣化。
・防水テープにの劣化や隙間、しわが原因。
・外壁の入隅部(壁など2つの面が出会った所の内側の部分)は庇が切断されて施工されている。
今回は、大きな工事にならず済みましたが、細かい劣化は一気に進行する恐れが多いに有り得ます。