スタッフより
保土ヶ谷区N様からのご相談は
『家も古くなってきたのでそろそろ塗装とか必要かしら?』とのご相談。
どんな状態かまったくわからないとのことでしたので、まずは外壁を確認してもらうようお話ししました。
実は集中豪雨や台風、地震があった後などは、
修理依頼だけでなく『自分で家の点検をしたいがどこを見ればいいのか?』という
ご相談も増えるんです。
屋根を見てもらうのが一番なのですが、屋根は家の構造上確認しづらい場合もあります。
まずチェックしてもらうのが外壁です。
外壁にひび割れなどの損傷部分がないかどうかを確認してください。
ひび割れがある場合、リスクの高さはひびの幅によって変わります。
幅が0.3㎜未満であれば早急な対処は必要ないですが、
それ以上の場合はそこから雨水が入り込んで内部を傷めてしまう恐れがあるので、
修理を検討する必要があります。
ひび割れから浸入した雨水は、外壁内部の構造体にも浸透し、 シロアリ等が発生する温床となり、
建物自体の地震や災害に対する耐性が落ちてしまいます。
またカビも発生しやすくなり、人体に悪影響を及ぼしかねません。
外壁の他には雨どいに破損がないかも確認ください。
強風のあと、雨どいが外れてしまうことがあります。雨水を上手く排出できずにあふれた状態が続いていると、雨水が伝ったところから家の構造を腐敗させる原因となります。
また、バルコニーやひさしも壊れていないか確認ください。
風に飛ばされてきたゴミなどで排水口が詰まっていることがあります。
排水口は詰まっていないか定期的にチェックする必要があります。
ご自身で行うDIYも応急処置として機能する場合もありますが、
知識のない応急処置は逆に損害を悪化させる可能性もありますので、
必ずプロに相談しましょう。