スタッフより
所沢市にお住まいのS様邸にお家のメンテナンスに行って参りました
調査していて、気になったのはサビです。
サビと言っても、屋根や外壁では無く、付属で取り付けられている排水溝のパイプや雨樋にサビが多く見受けられました。
サビているものを建物の近くに長い間置いてはいけないと言う事をご存知でしょうか?
他で発生したサビが雨や風の影響によって、別の物に移ってしまう可能性が有るからです。
それを『もらいサビ』と言います。
例えば、キッチンや洗面台のシンクに茶色くなって落ちない汚れがあり、洗剤をかけてこすってもびくともしないような汚れ。その汚れは『もらいサビ』の可能性が大きいです。
キッチンなどでしたら、市販のクレンザーやハイターでも十分落とせます。
しかし、建物はそう簡単にはいきません。
一般的にモルタルなどの金属を含まない壁や、サビにくいといわれるステンレス部材にサビが生じるこがあります。『もらいサビ』は、サビにくい素材にもサビをまき散らします。
発生すると、サビの進行が早く壁内部の劣化に至る場合があり、進行すると建物の強度低下に繋がる可能性があるのです。。
もらいサビの発生を防ぐためにも、サビが発生しやすいものは、建物の近くに置かないようにする気遣いが必要です。
今回も、S様邸でサビが発生していた箇所はキチンとサビを取り塗装し直しました
サビや経年劣化を放置しておくと、細かい箇所でも一気に進行する恐れが多いに有り得ます。