涼しくなってきましたが、まだまだ日照りが強く、紫外線が気になる季節ですよね。
かつては日光浴が体に良いとすすめられてきた紫外線。
今では皮膚にダメージを与えることが分かり、紫外線対策が必要な時代になりました。
この紫外線、お肌の大敵であるだけでなく、実は屋根にとっても有害なんです。
当然のことながら、屋根は直接、長時間にわたり、毎日、日差しを浴びつづけます。
屋根材にもよりますが、炎天下では屋根の表面温度は80℃を超えるくらいに熱くなり、
ダメージが積み重なっていきます。
周りの家の屋根を見渡してみて
「塗装の艶がなくなってきたな」「新築時よりも屋根の色が薄くなってきたな」
「屋根の塗装面が白っぽくなってきてるな」 などと見ていて感じることありませんか?
白っぽくなっているのは、屋根の表面に白いチョークのような粉がつく現象でチョーキングといいます。
これは塗膜表面の防水機能が劣化しはじめたサインなんです。
もちろん、すぐに雨漏りに至るというわけではありませんが、屋根の劣化を知らせる初期のサインです。
10年経過していなくても、これらの兆候が見つかったら、早めのメンテナンスを検討する必要があります。
ご自宅はどうでしょうか?
ご自宅の屋根を確認することはあまりないかもしれませんが、
家から離れた位置に行き、双眼鏡などで屋根の状態を確認することができます。
※屋根に登るのは危険ですから避けてください。
素人では見落としてしまうこともありますので、気になる方は必ずプロに見てもらいましょう。