『雨漏りして、天井にシミができ、悪臭がする・・・』
その原因は、もしかしたら屋根からの雨漏りではなく、ハクビシンの仕業かもしれません。
ハクビシンをご存知ですか?
日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類。
近年首都圏の住宅地で被害を広げている害獣で、
川崎市でも2009年に46頭を捕獲している例があります。
「白鼻芯」と書き、その名の通り、額から鼻にかけて白い線が入っており、
体長は50~75センチメートルほどです。
このハクビシンが民家の床下・屋根裏などに棲み着くと、
断熱材を食いちぎったり、天井や柱を腐らせることがあります。
また、足音による騒音や糞尿による悪臭で、深刻な生活被害をもたらします。
※もしハクビシンの侵入を確認した場合は、危険ですので、被害を最小限に抑えるためにも、
一刻も早く、害獣駆除業者にご一報ください。
侵入対策として一番の方法は、侵入口を封鎖することです。
ハクビシンは、ネットの隙間等、頭部が潜れる大きさの隙間ならば侵入できるので、
屋根にできた小さな穴も補修する必要があります。
屋根の修理を振っておくとこのようなリスクも考えられるので、早目に修理しましょう。
ご不安な方は、まずはプロの診断を受けてみることをおすすめします。