スタッフより
自宅の一部を改築してショップ経営をしている、墨田区のK様からお電話をいただきました。
築45年という古民家風の趣あるお宅で、実は建物の痛みも気になってはいるものの、
店舗のこともありなかなか修理も行えないでいたところへ、雨漏り修理のチラシが舞い込んで
きたそうなのです。
その時ちょうど雨漏りが気になっていたのでそこへ電話をしたそうです。
するとすぐに業者がやってきて、早々に工事の話しへ進み、そして終えたのです。が、
雨漏りが一向に止まなかったのです。
再度電話をすると、2回目の工事が必要、と言い出したとのことでした。。
信用できない、とK様は弊社を頼ってきてくれたのです。
私たちが後日伺って調査をすると、明らかに不適切な工事が行われていたことがわかりました。
瓦の漆喰が弱って禿げていたところ、コーキング材で止めてありましたが、これでは
外からの水は防げても他の場所から入った水の抜ける道を封鎖してしまって行き場がなく、
新たな雨漏りの原因となっていました。
ただ単に雨水を入れないことだけを目的とした工事をすると水の逃げ道がなくなります。
構造を理解し、水の逃げ道を作ってあげるのがプロの屋根修理の工事です。
その後、K様のお宅は新たな屋根を被せるという方法で無事修理を終えることができました。