スタッフより
古き良き街並みを思い浮かべると、自然に瓦屋根の日本家屋が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。
最近は古民家ブームやレトロブームなどの影響で、瓦屋根の良さが再認識されています。
今回は、瓦屋根が雨漏りする前に修理出来るよう、チェックポイントをご紹介いたします。
《瓦の構造》
まずは瓦の構造を知って、何が雨漏りの原因となるのかを確認しましょう。
瓦屋根は、梁・母屋・垂木と呼ばれる屋根の基礎となる木材を組み、その上に瓦を乗せています。 基礎の上に野地板を敷き、防水紙(ルーフィング)を被せます。防止紙の上に、さらに水平に木材を置き、その木材へ瓦を引っ掛けて重ねていきます。
設置方法が、ストレート屋根など他の屋根とは異なっています。これは、一枚ずつが強くて固い屋根瓦の性質を最もよく引き出すための構造です。この頑丈な作りが瓦屋根の良さですが、その反面、漆喰の剥がれや瓦のずれなど、経年劣化が起因となって雨漏りを引き起こすこともあります。
明らかに雨漏りをしている場合は、すぐに修理業者を呼ぶ必要があります。 では、被害を未然に防ぐためには、どこをチェックして修理のタイミングをはかればよいのでしょうか。
《瓦屋根修理のチェックポイント》
瓦屋根から雨漏りする原因のうち、可能性が高いものを4つお伝えします。
①瓦が割れている、あるいは浮いたりずれたりしている。
②漆喰が剥がれていたり崩れていたりする。
③ルーフィングが劣化している。
④板金が劣化している。
これらの症状が見られたら、修理が必要な時期がきていると考えてよいでしょう。
瓦屋根の優れているところは、修理の際に瓦一枚から交換できることです。全面あるいは大きな面での修理しかできない屋根に比べてコスパがよいと言えるでしょう。
雨漏り修理をご検討の際は、まずは、長年板橋区の屋根修理の実績がある、屋根修理業者のLOVESTYLEにご相談ください。