スタッフより
気温が40度を越えるなど、異常気象が続いています。
ベランダに置いたサンダルが、直射日光で変形していたなんていう話も聞きます。
この夏の猛暑が雨漏りに影響を及ぼしているようです。
日野にお住まいのS様邸ですが、3階建ての屋上部分から雨漏りがありました。
屋上は常に直射日光にさらされて、雨や雪、強風などの影響を直接受ける場所です。
元々そんな場所が、この夏の異常気象でさらに危険な状態になっています。
日本は梅雨があるので屋上の雨漏り対策は十分考えられていたのですが、
熱対策は重要視されていないようです。
S様邸は築13年ですが、13年前に現在の猛暑は想定外だったのかもしれません。
雨漏りの原因となったのは防水層の割れで、屋上の立ち上がりに膨張も見られます。
そのひび割れから2階の天井部分に雨漏りしてしまったのです。
侵入した雨水が日光にあたり、立ち上がり部分に膨張が見られました。
またシーリング材も熱によって変形、軟化する事があり、ここから雨水が侵入して雨漏りに繋がります。
屋上やベランダの改修工事についても、表面温度が高温になった時に、
後々トップコートに不具合が生じて雨漏りの原因になるので、真夏は避けた方がいい場合があります。
熱中症に注意が必要なように、建物も直射日光の影響を受けているので
メンテナンスして夏を乗り越えたいですね。
雨漏り・屋根修理についてご質問がありましたらお気軽にご相談ください。