スタッフより
調布市にお住まいのE様邸より、窓枠から雨漏りしているようだとご連絡を受け行って参りました。
原因は外に取り付けられた庇の防水シートが経年劣化により機能していたかったことと、庇と外壁との取り合い部のシーリングが経年劣化によりぼろぼろになていた事でした。
多くの場合、今回のように庇と外壁との取り合い部から雨漏りすることが多いです。
サイディング張りの場合はシーリング劣化起因による雨漏りが多いのです。
外壁からの雨漏りは、壁内に浸水し、外観からは確認することが非常に難しいです。
雨漏りを放置しておくと・・・住宅の構造物が腐食し、外壁剥離します。
最悪の場合、庇が落下してしまう危険性が有るのです
また、庇を取り付けるにあたり、先ずはじめに行うことが、防水シートの張り付けです。 下葺き材、ルーフィングシートとも呼ばれます。 外壁も屋根と同様、最終的に水の浸入を防ぐのは、この防水シートです。
建築後10年以上経過した戸建て住宅の多くはこの防水シートの耐久性が低減し始めます。 防水シートは1つの会社でも18種類の商品が販売されており、グレードが異なります。
また、防水シートは外壁まで立ち上げて貼ることが重要です。
雨漏りを防ぐために、良い防水シートを用いて、立ち上げ高さを確保するかが大切なのです。
見落としがちな庇です。
梅雨時と台風時に備え一度点検してみてはいかがでしょうか?