スタッフより
いよいよ関東でも梅雨入りとなった今週。
雨どいが折れているようで見てもらいたい。というご相談を墨田区のY様からいただきました。
実は雨どい はとても大切な役割なので!梅雨時にこそぜひ知っていただきたく
ご紹介いたいます。
ご存知のように雨どいの機能は、雨水を集めて、配水管をつたい排水口へと流すものです。
建物の周囲から効率よく排水をする事により、周りへの水の飛び散りや
雨音による騒音も防いでくれます。そしてその設計は壁、その他、防水が
弱い部分にたくさんの水が当たらないよう考えられていて、その家ごとに
合わせた大事な機能的役割で設計、配置されているのです。
雨どいには、地面と平行に設置されている軒どい、垂直に設置されている
堅どい、そして軒どいから堅どいにと送り込む集水器 があります。
・集水器に落ち葉や飛来物などの異物が詰まっていたり
・といを支える金具の固定が弱っていたり
・雨や風の影響で変形や欠損していたり
見上げる上部の位置にあるものなので、ちょっと見た目では気がつかない原因で
水はけが悪くなり、しいては雨漏りや木部腐敗を招く原因となっている事もあり
ます。
今回のY様は築20年。ご説明の後でご納得の元、丁寧に点検させていただき、
わずかな補修ですみました。安心してこれからのシーズンを過ごせるとのお言葉を頂き
何よりです。
皆様もお気軽にご相談ください。