スタッフより
所沢市にお住まいのY様より、屋根の板が1部分剥がれているので見てほしいとご依頼を受け行って参りました。
調査してみると、破風板の板が1部剥がれている状態でした。
今回は、メンテナンスも含め部分修理をすることに致します。
なぜこうして剥がれてしまったかは、経年劣化や突発的原因と様々です。
簡単に『破風板』の役割を説明します。
①防風・防水予防
もともとは屋根裏へ風の侵入を防止するためのものです。
また、 破風板は屋根の中に下や横から風が入り込むのを防ぎ、激しい雨や台風の際の雨水の吹き込みも防止します。
②防火
もしも破風板がなかったら・・雨風が入ってしまうだけでなく火災時に火の手も回りやすくなってしまうのです。
住宅火災は下から上に延焼します。
実は、屋根裏は防火加工がされていないことが多いのです。
ですから、窓から炎が上がった場合に炎はあっという間に延焼してしまいます。
③その他
もともとは防風、防火としての役割が強かった破風板ですが、現在は雨樋の金具を打ち付ける下地としての役割も果たしていろのです。
技術の進化によりどんどん進化している破風板です。
万が一壊れてしまった時には専門の業者に依頼することをおすすめします。