スタッフより
古民家ブームなどで再び人気が高まっている瓦屋根は、とても頑丈です。ですが、それでも経年劣化などで雨漏りが発生することはあります。その場合は、他の種類の屋根と同じく、速やかに修理をしないと、柱など構造内部が腐食してしまいます。
今回は、瓦屋根とはどういうものなのかと、その雨漏り原因をご紹介いたします。
【そもそも瓦屋根ってどういうもの?】
瓦は何でできているかご存知ですか?瓦とは、粘土を型で同じ形に造形して焼いたものです。日本家屋と呼ばれる造りの建物の多くは、屋根に瓦を使用しています。「昔ながらの屋根」、と言えば、ほとんどの人が瓦屋根を思い浮かべるのではないでしょうか。それほど瓦屋根は私たちの生活の身近にあるものなのです。
先ほどは、瓦を粘土で作るとご紹介しましたが、それ以外にもガラスや石などを同じ形に仕上げて瓦にすることもあります。地域や文化などで、様々な種類の瓦が作られているのです。
【瓦屋根はなぜ雨漏りをするの?】
まずは瓦屋根の構造をご案内いたします。
一般的に、屋根の骨組みは「垂木」という構造材を組んで作ります。その垂木の上に、「野地板」という木材を敷くと、いわゆる屋根の外観の基礎が出来上がります。その上に防水シートを敷き、さらにその上に瓦を敷きます。
雨が降った時は、瓦が雨を下(雨どいなどへ)に流します。ところが、瓦が劣化したり嵐などで割れたりずれたりして、瓦同士に隙間ができてしまうと、そこから雨が防水シートや野地板のところまでしみてしまいます。やがて、野地板にも水が受け止めきれなくなり、雨漏りが発生してしまうのです。
つまり、天井に水のシミがみつかったり、天井から水が垂れてきた時には、もう屋根の内部まで水がしみこんでいる状態ということです。そうなったら、できるだけ早く修理をすることをおすすめします。
まずは、長年茅ヶ崎市の屋根修理の実績がある、屋根修理業者のLOVESTYLEにご相談ください。