スタッフより
季節外れの雪が降った関東ですが、雪がきっかけの雨漏りが多く発生しています。
屋根に1cm雪が積もると1㎡あたり2kgの重量になるそうで、想像以上の負担が屋根にかかる事になります。
日野市N様邸で雪の重みで屋根が歪み、雨漏りに繋がった事がありました。
雪に関連した雨漏りでは以下のようなケースがあります。
□雪の重みで屋根材、雨樋、外壁が破損して歪みから雨水侵入
□ベランダに積もった雪が排水溝に詰まり、時間をかけて溶ける過程でつなぎ目やクギ穴などの隙間から室内に雨漏り
□屋根や外壁から侵入した雪が溶けて水になり、また気温が下がると建物内部で凍る事が繰り返される事で屋根材や外壁が割れるなどのダメージを受け、その隙間から雨水侵入
□軒先に積もった雪が溶けずに氷の塊となり後から積もった雪をせき止めて屋根にとどまらせてしまい、ゆっくり溶け出した水が隙間から建物内部に侵入
積雪量の多い地域の屋根は雪が落ちやすい急勾配が多いのですが、緩勾配の屋根は雪による雨漏りが多く発生しています。
また、断熱効果が落ちていたり屋根の防水機能が低下している場合は、このような現象が出やすくなります。
都内では慣れない雪ですが、正しく屋根メンテナンスをして付き合っていきましょう。
天災での雨漏りは、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断は難しいものですので一度ご相談ください。
ご自分で火災保険の申請する時間が無かったり書類を書くのが大変という方のために申請代行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
屋根のプロによる無料診断を是非ご活用ください。