スタッフより
雨漏りで困っているという日野市K様邸のご自宅は3階建てで、1階のお風呂場サッシ上から雨水が染みてきます。
調べてみると外壁塗装が剥がれて浮いている事を確認し雨水が侵入してしまったのです。ではなぜ外壁塗装が剥がれて浮いてしまうのでしょうか。
劣化した外壁材が水分を含むと寒い冬はその部分が凍結を繰り返し剥離してしまいます。
多くの住宅で採用されている「窯業系サイディング」という外壁材は、この凍害が起こりやすいのです。
それはサイディングの張り方に原因があります。
「直張り工法」透湿防水シートを張り、直にサイディングを張る。
「通気工法」透湿防水シートを張り銅縁という木材を打ちつけた後にサイディングを張る。
直張り工法のように銅縁がないと通気性が悪くなり湿気の逃げ場がなくなった結果、サイディングが水分を吸って凍害が起こるというわけです。
またサイディングを専用金具ではなく釘で張ると釘の周りから凍害を起こす事もあります。
凍害は寒い地方でよく見られたのですが近頃は異常気象の影響か関東でも目にするので注意しなければなりません。
このまま放置したら更に雨漏りが悪化して凍害が進み建物に影響が出てしまう可能性があったので、その前に修繕できてホッとしました。
近年は住宅のお悩みにつけ込むような悪質業者によるトラブルが増えています。
このような詐欺被害対策には安易に屋根に登らせない事と信頼できる屋根リフォーム会社を見つける事が第一です。
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