スタッフより
ここ数日は風が強い日が続きます。
強風のあとから雨漏りが始まって困っていると連絡を受けて日野市U様邸に調査に行ってきました。
天井から雨漏りがあったという事で、すぐ上に位置するベランダを調べてみた所、ベランダの床に敷いてある人工芝の一部分が強風によって剥がされ破片が排水口へ流れ出して詰まりを起こしていました。
さらに接着剤で固定した人工芝が床に張り付いて、防水層に影響を及ぼし浸水してしまったのです。
近頃ではホームセンターや園芸店でもDIYの道具が充実しているので、家庭菜園やプチガーデン、すのこや人工芝を敷き詰めるなどベランダを手軽にイメージチェンジさせられます。
しかし長年使っていると、すのこはカビが発生して雨水によって腐り、人工芝は髪の毛やほこりが溜まり、水はけが悪くなります。
トップコートを施してあるベランダの床の上に人工物を敷くと、その間の摩擦によるダメージが懸念されます。
見栄えは良いのですが一旦何かを動かしてからのお掃除は大変になります。
普段生活していて見えない場所は、なかなかお掃除の手が届きにくいものです。
人工芝などは固定しないと強風で飛んでしまうので剥がした時にベランダの床にダメージを与えてしまう時があります。
無理矢理に剥がさずに、一度ご相談ください。
大切なのは日頃のお掃除と定期的なメンテナンスです。
天災での雨漏りは、火災保険が適用されるケースがあります。
ただし経年劣化が原因の雨漏りには適応されません。
この判断は難しいものですので一度ご相談ください。