八王子市で天窓からの雨漏り

ご住所
東京都八王子市
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

八王子市のM様から天窓から雨漏りがすると連絡がありました。
M様は築16年の木造住宅にお住まいです。調べてみると、雨漏りの原因は、天窓の立ち上がりコーナーの下葺材の施工不良、捨て水切りの施工不良で
あることが分かりました。雨漏り箇所の修繕だけでなく、野地板、垂木までも
交換が必要な状態でした。
天窓の役割は光を室内に取り入れ、雰囲気のある空間を作り出すことです。
風の通り道にもなるので、明るく気持ちの良い空間を作り出すこと
もできます。室内にいながら日の光を感じることができるため、
特に外壁からの採光が難しい場合は、取り入れる住居が増えています。
特に住居が密集している都心部では、天窓が重宝します。
そういうメリットだけではなく、当然デメリットもあります。
まず暑い・まぶしいという点等があります。
そして一番重大なデメリットは雨漏りしやすいことです。
天窓は、基本的には屋根に穴を開けて設置するものです。突起物なので
雨を受けた際、ガラス部分はもちろんのこと、出っ張った上の方に
水が溜まりやすかったり、水が回りこんでしまったりするので雨漏
りの危険性が高いのです。各メーカーで水が入り込まないように
技術は進歩しているものの、それでも一層気を配った施工が必要
になる場所です。天窓からの雨漏りの原因を以下に3つ挙げます。

(1)ゴミや葉っぱなどの異物の詰まり
長年積もった落ち葉やゴミ、鳥の巣などで、水切りの上の方に水が
入ってしまって中に入り込んでしまうことがあります。
下葺きである程度防ぐことができるとはいえ何年も水が溜まって
しまえば雨水も浸透していきます。下地を貫通しているので、
そのままじわじわ入り込み、雨漏りに発展していまします。

(2)ゴムパッキンが劣化する
窓枠に使われているゴムパッキンと同素材ですが、壁のシーリング材と
同様、だいたい10年程度で劣化してきます。

(3)防水シートの劣化
防水シートを使うと、天窓の上や脇から流れてくる水をスムーズに屋根
の上に流すことができます。しかし瓦の形状に沿うように鉛でできてい
るので、20年経つとどうしても穴開きが出てきてしまい、
異物の詰まりのケースと同じで雨漏りが発生します。

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