世田谷区で建具変形を引き起こす雨漏り -2-

ご住所
東京都世田谷区
ご依頼内容
雨漏り修理
使用材料

スタッフより

昨日の続きになります。
調べた結果、夏季の猛烈に湿気を帯びた外気を床下経由で1階の居室に
取り込んだことがカビや結露の原因になったと考えられました。
屋根と外壁は現場発泡の吹付ウレタンの断熱材で施工しており気密性が高いです。
一方1階は床断熱で床下に外気が入る仕様になっていました。特に気密施工は
行われておらず、床下に通じる配管周りやユニットバスの基礎の人通口は蓋がありませんでした。
室内が負圧になると、こうした隙間から外気が浸入し、1階の壁、天井裏、2階壁にも外気が入り込んだ模様です。また、フローリングや巾木、ドア枠の被害を見れば
1階周りの隙間からも大量の外気が室内に流れ込んでいたことがわかります。
最近の注文住宅は機密性能に気を遣っているものが多いですが、建売住宅では
今もなお気密施工が標準化されていない住宅も少なくないです。
この住宅も床を貫通する配管まわりの隙間を埋めるなど細部の気密処理を標準で施工されている
感じはないです。売り主としても図面通り施工しているので問題はない、という態勢なのでしょう。
補修工事については以下のように提案しました。
・カビが発生した石こうボードを交換する
・湿気で反った1階のフローリングや合板、ドア枠、巾木減框などを交換する
・結露が酷い1階床断熱材の交換
・カビが細部まで繁殖しているキッチンの交換
・土台や、大引き、柱、梁、床合板などカビが付着した木材のカビ除去工事
・1階床と床下間の気密工事
・配管貫通部の隙間をすべて塞ぐ

外皮の隙間をできる限り塞ぎ給気口以外からの外気の浸入をできる限り少なくすることです。
しかし、気密性を高めても隙間をゼロにしない限り外気の浸入は不可避なので、適切な換気量で外気の浸入をコントロールします。
M様によれば、同じ売り主が建てた同じ地区の住宅でも同様の被害が発生しているそうです。
複数の建物で被害があるということは、住まい方の問題ではなく、建物に問題があると言えます。

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