スタッフより
江東区にお住まいのT様邸に瓦屋根のメンテナンスに行って参りました。
今回は季節の変わり目の強風なども考えメンテナンスのご依頼を受けたまりました。
春風は強風が吹くこともしばしば有りますからね・・・
屋根を近くで確認した結果、瓦屋根に歪みが確認されました。
特に歪みが目立ったのは、大棟部(おおむねぶ)と呼ばれる箇所でした。
(※大棟部(おおむねぶ)→ 屋根の一番高い部分。棟瓦とも呼ばれます。)
原因は、経年劣化により徐々に漆喰が弱ってしまい歪んでしまったと考えられます。
棟が歪んでいる=瓦を固定する漆喰が弱ってきているサインです。
直し方としては、 漆喰の傷みが軽度な場合は、劣化した部分を取り除き、詰め直していきます。
瓦が一部、割れてしまっている場合などは部分交換をします。
この場合は、大規模な工事というよりも補修といった感じなので、費用もお安く済みます
今回も、小規模な補修工事でしたのですぐに対応でき費用も抑えられました
しかし、万が一瓦と下地の双方の劣化が激しい場合は屋根の葺き替え工事を行うことになります。
そのため、これまでの瓦の廃材処理費、新しい屋根材の材料費、更に工事費が掛かるので、高額になり大規模な屋根工事となりますので工期も長くなります。