スタッフより
昨日のブログの続きになります。
しばらくしてA様から、やはり雨漏りがおさまらないとの連絡を受けました。
シーリング材の充填が効かないのは想定内で、最終的な解決を図るには
徹底した調査と根本的な対策が必要になります。
そこで小屋裏に入って調べたところ、雨漏りしている部分の上方の
野地板に白い腐朽菌が繁殖し、大きな穴が開いていました。
A様には、すでに野地板の一部が腐っている状況を詳しく伝え、
応急措置では対応ができないので、
新しい屋根材への葺き替えと野地板の交換を提案して了承してもらいました。
スレート屋根のどの部分で踏み割れが起こりやすいのか、
ここでまとめてみたいと思います。
スレート屋根1枚の大きさは、製品によって違いますが、横910mm前後、
縦400mm前後のものが多いです。
軒先から棟部に向かって、上の板が下の板の上半分を覆うように重ねます。
その際、左右の板の継ぎ目が上下で互い違いになるように並べます。
板のどの部分で踏み割れが起こりやすいか、調べたところ、真ん中付近
で発生しやすいことが分かりました。真ん中部分の直下に垂れ木が
入っていないとたわみが大きくなり踏み割れが生じやすいのです。
95kgの荷重で中央部に4mmのたわみが発生し、踏み割れが生じました。
明日に続きます。
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