スタッフより
渋谷区のN様は、築5年の木造住宅にお住まいです。
築浅であるのにかかわらず、すでに雨漏りするとのことで、
N様は、施工した工務店に抗議中だそうです。
雨漏りは築年数に問わず最も多いトラブルの1つです。腕の良い大工さんが減ったことやデザイン優先で雨仕舞がおろそかになっている家が増えていることが
大きな原因の一つでしょう。とは言え少子化ということもあり大工さんも後継者問題がありすぐには問題は解決できません。ですから、ここでは消費者として注文住宅を発注する際、または建売住宅を購入する際に気をつけるべきことを挙げてみます。
(1)軒やひさしのあるデザインを選ぶ
諸条件で難しい場合もありますが、雨の吹き込みを抑えるためには、
できるだけ屋根は軒を出し、窓にもひさしをつけると雨漏り対策には優位です。
リフォームで後付けできるひさしもあるので是非検討してみてください。
(2)換気は吸気も考える
現代の家の換気には、水回りはもちろん居室などでも換気扇が便利ですが、
換気扇は主に排気をするもの。湿気を追い出し、確実に換気をするには外気を取り込む必要があります。換気扇をつけるなら、吸気機能のあるものを選ぶか吸気口を設けるように
します。
(3)バルコニーと掃き出し窓に段差をつける
バリアフリーに反することではありますが、雨漏り対策としてはバルコニーから
雨水が入らないよう、掃き出し窓とバルコニーには段差をつけた方が雨仕舞上良いです。
(4)外装工事は重要
雨漏りを防ぐためには、外壁と屋根工事は手抜かりなく施工することが大切です。
信頼できる工事業者に依頼したいものです。通常、外装工事は施工個所によって作業する職人が異なりますが、できれば現場全体をまとめて統括する現場監督のシステムをとっている業者がベターです。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ!
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