スタッフより
前回は、安全な梯子の立てかけ方についてご案内しました。前回の記事は→をクリック。今回はその続きをご案内いたします。
梯子を登る時は、しっかり集中して、両手でしっかりと梯子を掴んで一段一段確実に上ってください。この時、できるだけ身体と梯子を近づけましょう。そのほうが梯子に一定の重さがかかることになって安定します。屋根の高さまで上ったら、ゆっくりと屋根の上に移動をします。屋根にはつかまることができるような場所は基本的にはありません。どこにもつかまらずに高い場所にいるのは本当に危険です。絶対に気を抜かないようにしましょう。
梯子の長さが足りないと、屋根の上にむりやりよじ登らなくてはならず、大変危険です。屋根の高さまで十分に届く二段梯子が適しています。最短でも、雨どいの高さよりも50センチぐらいは長い梯子を準備しましょう。そして、そんなに高い梯子は常備していないご家庭が多いと思います。適切な梯子がない場合は無理をせず、家の中の応急処置だけして、修理業者を待ちましょう。雨漏りがしている箇所の下にビニールシートを敷いて、雨漏りの箇所の真下にバケツをおいてみてください。100円均一でも購入できますので、ビニールシートを常備しておくと便利です。
ご家庭で出来る応急処置はあくまでもその場しのぎの処置です。できるだけ早く、専門の業者に修理の依頼をしてください。