棟板金とは?種類や役割、劣化症状、修理方法を解説!

マイホームを建てたばかりで、屋根のことについて詳しく知りたいと思っているあなた。
家のメンテナンスに興味があるけど、どこから手をつければいいか迷っている人もいるのではないでしょうか。
屋根のメンテナンスは、家を長く快適に過ごす上で欠かせません。
しかし、専門用語が多く、具体的にどんな点に注意すればいいのかわからないという人も多いと思います。
この記事では、屋根の重要な部材である「棟板金」について解説します。
棟板金の役割や種類、劣化症状、修理方法などを詳しく解説することで、読者のみなさんが安心して屋根のメンテナンスに取り組めるようにサポートします。

□棟板金とは?種類や役割

棟板金は、家の屋根の最も高い部分に取り付けられる金属製の部材です。
スレート瓦や金属屋根など、様々な屋根材で使用されています。

1: 棟板金の役割

棟板金は、屋根材をしっかりと固定し、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。
屋根材同士の隙間を塞ぎ、雨水が侵入するのを防ぐことで、家の中を雨漏りから守ります。
また、棟板金は屋根の強度を高める役割も担っています。
特に、台風や強風など、強い外力にさらされる際に、屋根が剥がれるのを防ぐ役割を果たします。

2: 棟板金の材質

棟板金は、主に以下の材質で作られています。
・トタン
・ガルバリウム鋼板
・ジンカリウム鋼板
・銅板
それぞれの材質には、耐久性や耐候性、価格などの特徴があります。

3: 棟板金の形状

棟板金は、断面が「ヘの字型」になっています。
この形状によって、雨水が棟板金の内部に流れ込むのを防ぎ、雨漏りを防いでいます。

□棟板金の劣化症状と修理方法

棟板金は、風雨にさらされ続けるため、経年劣化が避けられません。
適切なメンテナンスを行わないと、様々な劣化症状が現れ、雨漏りや落下事故などの危険性も高まります。

1: 劣化症状

棟板金の劣化症状には、以下のようなものがあります。
・釘が抜ける
・板金が浮き上がる
・塗料が剥がれる
・サビが発生する
・腐食が発生する

2: 修理方法

棟板金の修理方法は、劣化症状によって異なります。
・釘が抜けた場合は、新しい釘で打ち直すか、ビスで固定します。
・板金が浮き上がった場合は、板金を元の位置に戻し、釘やビスで固定します。
・塗料が剥がれた場合は、剥がれた部分を研磨し、新しい塗料を塗ります。
・サビが発生した場合は、サビを落とし、防錆塗装を行います。
・腐食が発生した場合は、腐食部分を交換します。

3: 予防策

棟板金の劣化を予防するには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
・年に1回程度、棟板金の状態をチェックしましょう。
・釘が緩んでいないか、板金が浮いていないか、塗料が剥がれていないかなどを確認しましょう。
・劣化症状が見られた場合は、早めに修理を行いましょう。

□まとめ

この記事では、棟板金の種類、役割、劣化症状、修理方法について解説しました。
棟板金は、屋根の重要な部材であり、適切なメンテナンスを行うことで、家の寿命を延ばすことができます。
定期的な点検とメンテナンスを心掛けることで、雨漏りや落下事故などのトラブルを防ぎ、安心して快適な住環境を維持しましょう。

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