スタッフより
渋谷区のK様から家の水回りが一年を通して湿気ていて、ひどい時は
水滴が滴り落ちて困るとの相談をうけました。K様はマンション住まいなので、
構造的なリフォームは難しい状況です。そこで換気システムを使って除湿できないか検討することにしました。まず換気の種類には、設備に機会を利用するかしないかによって自然換気と機械換気に分けられます。両者を併用する場合は
ハイブリット換気と呼びます。
■自然換気
自然換気は、自然通風や空気の温度差による煙突効果によって空気が自然に入れ替わる換気のことです。パッシブ換気とも呼ばれます。小屋裏換気・通気構法、
床下換気に使用されている換気方法です。
【風力換気】
換気口を2か所以上設け、その風圧差を利用します。
【温度差換気・煙突効果・重力換気】
空気が暖かいと比重が小さくなり、上昇する性質を利用します。
■機械換気
機械換気は、換気扇や送風機を使用して強制的に換気を行うものです。強制換気や動力換気とも呼ばれます。
建築基準法では、居室において換気回数0.5回/h以上の常時換気(24時間換気)ができる機会換気設備の設置が義務付けられています。
■空気の移動
気象における空気の流れは、水平方向のものは風、鉛直上方向のものは上昇気流、鉛直下方向のものは下降気流となります。例えば、会場の水蒸気の蒸発によって、
上昇気流が発生する箇所の空気の密度がやや下がり気圧がやや低くなることがあるなど、同じ海抜高度でも、少しずつ気圧は異なり、気圧の高低は常に変化しています。
この気圧の山や谷を高気圧、低気圧と呼びます。気圧の差が生じると、高気圧の
空気が低気圧の領域に流れ込みます。これが風の主な成因となっています。
明日に続きます。
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