スタッフより
10月に入り、台風が発生しやすい季節になりました。
大田区K様邸では強い風がともなう雨降りの時だけ窓に雨が染みるという事です。
サッシから雨漏りする原因について考えられる事は、いくつかあります。
まず窓枠のコーキングが劣化して剥がれたり隙間ができて雨水が侵入するケース。
コーキングは10年ほどで劣化してしまうので、まずここをチェックします。
それから窓の上に屋根がついている場合は、その屋根から水が入っていないかを見ます。
屋根と外壁との境目に隙間がないか、ひび割れや穴がないかチェックします。
また雨漏りと勘違いしてしまうのは、引き違いサッシの場合です。
強い雨風で横なぐりの雨の時は、引き違いの境目から雨水は侵入している事も考えられます。
台風などの強い雨風の時は、雨が上から降ってくるとは限らず、下や斜めからの巻き上げが起こります。
K様邸では窓周辺に配管や換気扇が通っており巻き上げた雨水が換気扇から入り、壁の内部を伝ってサッシ上部に雨漏りを発生させていました。
換気扇のフードカバーを付け直し、劣化していた窓枠のコーキングを打ち直して雨漏りは止まりました。
雨漏りを発見したら、いつ・どこで・どのようにと言う事をメモしたり写真を撮って記録しておくと調査がスムーズです。
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